月船書林

フィギュアスケートの話題を中心に芸術を語る

浅田選手の挑戦


他ブログへの投稿コメントから抜粋。


タチアナコーチが「あなたは強い人」と呟いた選手は、多くの人に暗い、重いと批判された『鐘』を「まだ完全に滑ったことが無いから」という理由で滑り続け、三回も跳ぶなんて馬鹿げていると嘲笑された3Aを「百発百中でしたいから」という理由で跳び続けた。

この作為性のない無邪気さ、純粋なチャレンジ精神、そして驕りなき確信。浅田選手を「もう一人の私」と呼んだキム選手が持たぬもの、おそらく決して持ちえぬものだ。

自らの挑戦に一切の疑念を持たず、やればできる、やらないからできないだけというシンプルな意志の力にしたがって、ただひたすら努力する浅田選手の姿勢は、理想とする自己の形(フィギュア)の実現を追求して限りなくイノセントだった。
引退するだのしないだの、採点基準が変わるだの変わらないだの、やれ四回転がどうだのと周囲はまだまだ騒がしいと思うが、彼女はただ、理想を完璧に実現すること、その途方もない夢にとりつかれて、まだ為しえていない結果を求め、日々未踏の世界への挑戦を続けていくのだろう。

十九歳の夢を見る力、尽きない冒険心に、乾杯。


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