月船書林

フィギュアスケートの話題を中心に芸術を語る

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冬に、叫べ


【全日本男子シングルフリーリザルト】
http://www.skatingjapan.jp/National/2010-2011/fs/national/data0105.htm

PL. 選手名 所属 TSS
TES PCS SS TR PE CH IN Deduction StN.
1 小 塚 崇 彦 トヨタ自動車 164.02
84.92 81.10 8.35 8.10 8.00 8.05 8.05 2.00 #22
2 高 橋 大 輔 関西大学 162.01
76.91 85.10 8.50 8.35 8.55 8.50 8.65 0.00 #19
3 織 田 信 成 関西大学 160.00
82.00 80.00 8.25 7.90 7.95 8.00 7.90 2.00 #24
4 羽 生 結 弦 東北高校 141.12
70.02 72.10 7.35 7.10 7.25 7.20 7.15 1.00 #23
5 無 良 崇 人 中京大学 134.98
65.58 69.40 7.20 6.70 7.05 6.90 6.85 0.00 #20
6 町 田 樹 関西大学 130.36
63.46 66.90 6.80 6.55 6.70 6.65 6.75 0.00 #21
7 中 庭 健 介 パピオフィギュアクラブ 129.43
63.13 66.30 6.85 6.40 6.75 6.60 6.55 0.00 #16
8 村 上 大 介 森短大 129.32
65.12 65.20 6.65 6.40 6.55 6.55 6.45 1.00 #15
9 中 村 健 人 立教大学 128.74
62.74 67.00 6.80 6.40 6.75 6.80 6.75 1.00 #18
10 田 中 刑 事 岡山理大附高校 126.14
66.34 59.80 6.15 5.80 5.95 6.05 5.95 0.00 #7
11 木 原 龍 一 中京大中京高校 126.11
68.41 59.70 6.10 5.70 6.10 5.95 6.00 2.00 #10
12 南 里 康 晴 福岡FSC 125.79
60.59 65.20 6.75 6.25 6.55 6.60 6.45 0.00 #13
13 日 野 龍 樹 中京大中京高校 120.90
66.90 54.00 5.60 5.20 5.45 5.45 5.30 0.00 #6
14 小田嶋 隼 北海道FOREST.F.S.C 108.59
54.59 55.00 5.70 5.25 5.45 5.55 5.55 1.00 #12
15 堀之内 雄 基 日本大学 106.07
55.47 51.60 5.40 4.90 5.25 5.15 5.10 1.00 #11
16 近 藤 琢 哉 慶応義塾大学 105.95
50.95 55.00 5.75 5.20 5.55 5.50 5.50 0.00 #8
17 吉 田 行 宏 関西学院大学 103.93
54.53 50.40 5.40 5.00 4.90 4.95 4.95 1.00 #5
18 板 井 郁 也 武蔵野学院 96.50
39.20 57.30 6.00 5.60 5.55 5.75 5.75 0.00 #17
19 坪 井 遥 司 岡山FSC 96.29
43.59 52.70 5.45 5.10 5.10 5.45 5.25 0.00 #9
20 佐 野 隼 規 中京大学 95.02
48.22 46.80 4.95 4.40 4.75 4.75 4.55 0.00 #2
21 西 上 順 三 関西大学 94.88
47.18 48.70 5.20 4.65 4.90 4.95 4.65 1.00 #3
22 佐々木 彰 生 明治大学 94.72
38.82 58.90 5.95 5.65 5.75 6.00 6.10 3.00 #14
23 鈴 木 潤 月寒FSC 93.40
47.90 47.50 4.95 4.55 4.80 4.75 4.70 2.00 #1
24 宮 崎 勇 人 関西大学 83.66
36.76 47.90 5.00 4.60 4.75 4.85 4.75 1.00 #4


【男子シングル総合順位】

PL 選手名 所属 SP FS Points
1. 小 塚 崇 彦 トヨタ自動車 1 1 251.93
2. 織 田 信 成 関西大学 3 3 237.48
3. 高 橋 大 輔 関西大学 4 2 236.79
4. 羽 生 結 弦 東北高校 2 4 220.06
5. 無 良 崇 人 中京大学 6 5 207.31
6. 町 田 樹 関西大学 5 6 204.11
7. 村 上 大 介 森短大 7 8 198.71
8. 中 村 健 人 立教大学 9 9 193.01
9. 中 庭 健 介 パピオフィギュアクラブ 10 7 191.52
10. 南 里 康 晴 福岡FSC 11 12 187.65
11. 田 中 刑 事 岡山理大附高校 14 10 183.78
12. 木 原 龍 一 中京大中京高校 16 11 178.64
13. 日 野 龍 樹 中京大中京高校 19 13 171.70
14. 近 藤 琢 哉 慶応義塾大学 13 16 163.78
15. 小田嶋 隼 北海道FOREST.F.S.C 17 14 159.86
16. 佐々木 彰 生 明治大学 8 22 159.56
17. 堀之内 雄 基 日本大学 15 15 158.72
18. 板 井 郁 也 武蔵野学院 12 18 154.68
19. 吉 田 行 宏 関西学院大学 23 17 151.63
20. 坪 井 遥 司 岡山FSC 18 19 147.10
21. 佐 野 隼 規 中京大学 21 20 143.86
22. 西 上 順 三 関西大学 22 21 143.37
23. 鈴 木 潤 月寒FSC 20 23 143.31
24. 宮 崎 勇 人 関西大学 24 24 129.14
Final Not Reached
- 郡 山 智 之 福岡大学 25 - -
- 山 田 耕 新 関西大学 26 - -
- 村 山 光 法政大学 27 - -
- 川 原 星 西日本FSC 28 - -
- 斎 藤 直 人 東北福祉大学 29 - -
- 玉 田 裕 也 愛媛イヨテツSC 30 - -
- 松 村 成 明治大学 31 - -
- 土 生 浩 貴 慶応義塾大学 32 - -

************************


男子シングルは、三強の牙城が崩れなかった。いずれの選手の年齢もまだ、さほど大きく離れておらず、何より人気と実力で群を抜いているという事情もあっただろう。
ショートで二位になり、総合でも四位で四大陸選手権への派遣が決定した羽生選手、冬季アジア大会への派遣が決まった、五位の無良選手と六位の町田選手もそれぞれ、彼ららしい演技を披露して存在感をアピールしたと思う。
またしばらく次の大会まで期間があるので、選手たちのプログラム内容や音楽については、ぼつぼつ記事にさせていただくとして、今回のエントリーは(ユニクロCMでお馴染みの)冬の詩をご紹介しよう。


冬だ、冬だ、何処もかも冬だ
見わたすかぎり冬だ
再び僕に会ひに来た硬骨な冬
冬よ、冬よ
躍れ、叫べ、僕の手を握れ(高村光太郎『冬の詩』抜粋)

baflo_LKGA642332.jpg


今大会で三位になった高橋選手、彼が何としても東京の世界選手権に出たいという強い気持ちでフリーに臨んだ様子を伝えるコラムがあった。その中の彼の言葉を抜き出そう。

高橋大輔が追い込まれて見せた「強い心」折山淑美コラム 全日本選手権・男子シングル 2010年12月26日(日)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/winter/skate/figure/text/201012260001-spnavi.html


「今日は、本当にがむしゃらにやりましたね。どんな演技でもいいから、自分の精いっぱいの力を出そうと気合を入れました。ここで終わったなと言われるのが嫌だったし。本当に負けず嫌いですよね」
「今年は五輪から始まってこの全日本選手権まで、良いことも悪いこともあった年ですね。でもこれもまた自分の糧になると思います。久々に切羽詰まった気持ちで試合に挑んだけど、この経験も『どんな状況でも気持ちを入れれば何とかなる』という自信になるかもしれないと思います」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

男女に限らず、日本の選手は本当に強くなったと思う。ころころ変わるルールや偏向的なジャッジに対し、ひとことの文句も言うことなく、ルールやジャッジに自らの演技内容を対応させるべく、ただひとすじに日々の研鑽を積み、勝利する執念を失わずに努力し続けたゆえの結果だろう。

さらにどの選手ひとりとして、同じテイスト、同じ匂いや雰囲気を醸し出すということがない。ひと昔前なら、アジアの同国選手ということで十把一絡げにひと括りにされて、それぞれの個性を云々されることもなかったかも知れない。ところが今では、日本の選手ひとりひとりが、とてつもない大きさのポテンシャルを持った上で、それぞれが別の方向性を示す演技内容や個性的な世界観を構築している。

ウィーラーさんはブログで「日本男子は世界選手権の出場枠が六つ必要」と書かれているが、それほど個性豊かに銀盤の競演を彩る選手たちが顔を揃えているということなのだろう。
そこで問題になってくるのは、もう繰り返すのも億劫なのだが、ルールとジャッジによる点数仕分け、順位決めの裏事情である。同国選手による表彰台独占や、連覇などという現象は、組織的な課題として放置し得ないことなのだろうか。

純粋なスポーツ競技なら、現実的に大いにあり得る話だと思うのだが、採点競技の場合、何故か恣意的に数値や順位が操作されて、各国にメダルが振り分けられているかのようにしか思えないことが罷り通っている。これ以上、確証の得られないことを言葉にするのは憚るが、採点やルールでどのような動きが行われているにせよ、そうでないにせよ、選手たちには、光太郎の『冬の詩』の長い全篇から次の一節を胸に刻んで、四大陸、冬季アジア大会、あるいは世界選手権の競技リンクへと静かなる歩みを続けて欲しい。


つきぬけ、やり通せ
何を措(お)いても生(いのち)を得よ、たった一つの生を得よ
他人よりも自分だ、社会よりも自己だ、外よりも内だ
それを攻めろ、そして信じ切れ
孤独に深入りせよ
自然を忘れるな、自然をたのめ
自然に根ざした孤独はとりもなほさず万人に通ずる道だ
孤独を恐れるな、万人に、わからせようとするな、第二義に生きるな
根のない感激に耽(ふけ)る事を止めよ
素より衆人の口を無視しろ
比較を好む評判記をわらへ


PN2008122401000665_-_-_CI0003.jpg

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こんにちは、まさきつね様。
昨日、CBCでGPFの録画中継番組(男子シングル&アイスダンスとペア&女子シングルを各2時間、計4時間)が放送され、カート氏の同じフィギュアスケーターとしての解説が実に興味深かったです。小塚選手が、非常に難易度の高い演技をしているのだが、それを全く難しいと感じさせず、あまりにも自然に魅せてしまう、とか、高橋選手の3A転倒の影響で最後のジャンプで転倒した原因を選手の立場で「ひどい転倒は体力を奪い、その直後は大丈夫でも後でじわじわ来るんだ」とか、もう何度も繰り返している話題は避け、極力技術的或は演技内容を解説していました。
2010/12/28(火) 午前 5:09 [ can*dak*ra ]

(続きです)そして、極めつけだったのが、グランプリシリーズで計8回も転倒してファイナルに進めるなどカート氏の時代には、ありえなかったし、チャン選手のFSもあの内容で小塚選手と15点も差が出たことにも納得していないようで、チャン選手にクワドを跳べるようになったのはいいが、(得点に見合うように)しっかりと3Aを練習しろ的コメントをしていました。立場上、ストイコ氏のようにはっきりと苦言を呈してはいませんが、現役選手は無論のこと恐らく殆ど全てのフィギュアスケーターは、この現状に辟易しているんだろうなあと改めて思いました。小塚選手のFS演技後のインタビューでの「点が出過ぎ」発言でも分かりますが、選手は、転んで勝っても素直に喜べないのは当たり前ですよね。(まあ、明らかに今回の小塚選手の技術点は転倒しなかった高橋選手より高いし、これまで低すぎたPCSがやっとまともな点になって来たのだから、優勝は当然の結果ですが)もうファンとしては、皆さん同様点数抜きで楽しむしかないと改めて思った次第です。
2010/12/28(火) 午前 5:13 [ can*dak*ra ]

can*dak*raさま
ご訪問うれしいです。
カートさん、本当にずばりと言うべきことを発言してくださいますね。でもそれが、スケーターの誇りというものでしょうね。判で押したようなジャッジ、中身のまるでない解説に侵されている今の競技の現状は、現役選手ならずとも実際に演技した人間にとっては、侮辱としか感じられないだろうと思います。
「点が出過ぎ」発言は、日本人らしい謙虚さの表れだと思いますが、やはり言うべきではなかったでしょうね。一方で、高橋選手や南里選手ら先輩選手が小塚選手を次々に祝福していたのは、後輩に対する奨励そして後押しのようで、気持ちの良い光景でしたね。
全日本の男子シングルの闘いはいろんな点で、爽やかで清々しい選手たちの内観を垣間見せてくれました。(だから尚のことお粗末ジャッジがムカつくのですが…)
2010/12/28(火) 午後 0:51 [ まさきつね ]

まさきつねさん、こんにちは。
高橋選手のフリーには久々に興奮しました!ワールドまで完治するといいですね。
小塚選手はファンでありながら、突然ボーナスが出たような点だったので、出た瞬間こちらがドキドキしてしまいました。笑
確かに失敗して勝てたことに満足してない発言はいいと思いますが、点数に関してインタビューで語ったのはちょっと心配ですね、今後。
彼に限って何か工作されることは無いと思いますが、結構男気ありますから目立ってくると危険ですね。考えすぎかしら?
他の選手が笑顔で祝福していたのには、私もかなり感動しましたが。
試合終わる度にストレスが溜まるので、考えずに(無理だろうけど)四大陸を楽しみ待ちます。
2010/12/28(火) 午後 3:59 [ cha ]

chaさま
コメントうれしいです。
男子シングル、爽やかな試合が続きました。問題アリアリだったのは、無能で恥知らずなテレビ放送とスポンサーCMだけでしたね。EXでもせっかくのゲスト出演に来てたランビエールをオールカットするし…(涙)。
視聴率と売り上げの数字にしか興味のない低次元の文化国なら、いずれ芸術もスポーツも廃れていくし、人間はないがしろにされていくだけでしょう。それでも黙々と闘うアスリートだけが、スポーツの希望なのかも知れませんね。
2010/12/28(火) 午後 8:55 [ まさきつね ]

おはようございます。
いつも、マサキツネさまの記事とみなさんのコメントをうなずき
読ませていただくだけで、すみません。
ランビエールさんが出演されてたなんて、知りませんでした。
残念です。観たかったです。
2010/12/29(水) 午前 10:11 [ biko ]

bikoさま
ご訪問うれしいです。読んでいただくだけで充分です。コメントは無理をなさらず、お気軽にどうぞ。
ランビエール素晴らしい演技だったそうです。競技出場からは引退しても、スケートをすることからは離れない彼の生き方も素敵ですね。
彼も五輪の金メダルには手が届きませんでしたが、その真価を疑うひとはいません。いつまでも観続けていたい選手の一人ですね。
2010/12/29(水) 午前 10:52 [ まさきつね ]

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