月船書林

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五月の短歌 其の弐

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上村松園『焔』1918年


飛火野は春きはまりて山藤の花こぼれ来も瑠璃の空より
(吉野秀雄『晴陰集』)


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飛火野は謡曲「野守」の舞台。五月も深まれば瑠璃の空の底がぬけて、鬼の宿る奥山の雑木林に、原生の藤の花房がこぼれ落ちて来る。

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Comment

モジ says... "春の色"
あちらこちらにすみません…(^_^;)

『野守』というと、額田王を連想してしまいます。
彼女の歌の「紫野」というのは、
藤の花房のこぼれる様を表していたのでしょうか。

藤色と瑠璃色と―――
なんとも春らしい色彩ですね。
2011.05.09 08:03 | URL | #koCIqGuQ [edit]
まさきつね says... "藤色の恋"
モジさま
どうぞあちこちに出没してくださいね。
「野守は見ずや」ですね。野守は禁止の恋の見張り役だったのでしょうね。
吉野さんの気品ある歌に、松園の情念に燃える美人画を合わせてみました。抜けるような瑠璃の空に藤色の恋の花がこぼれていきます
2011.05.09 13:48 | URL | #- [edit]

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