月船書林

フィギュアスケートの話題を中心に芸術を語る

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五月の短歌 其の参

佳品嘆美26

月岡芳年『月百姿-雨後の山月 時致』1885年

北鎌倉扇谷(あふぎやつ)の遠狭(とほぜま)を刀(たち)もち行けど刀は叫ばず
(石原吉郎『北鎌倉』)


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苛酷な収容所体験を持つシベリア詩人は胸中に刀を抱え、敗北を覚悟の道をゆく。死者が生者を弔い、沈黙が言葉を破る静謐な一刻。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


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Comment

踊り子 says... "雑感"
短歌や詩には全く疎いのですが、まさきつねさまの佳品嘆美、水の素描、などは楽しみになりました。以前紹介された石原吉郎の「位置」を読んだ時、心も体もあまりの苦しみにもう痛みが麻痺してしまったかのような、打ちのめされても必ず立ち上がるんですね、背筋をすくっと伸ばして…そんな感覚を覚えました。もっと読みたくなり詩文集を購入。
真央さんはリンク上で常に自分のできる精一杯を出す、自己との戦いに赴く、まるで兵士のように見えることがあります。他人と渡り合うのではなく、自分自身をより高めていく実に孤独な戦い。その姿にたまらなく魅力を感じます。これは全く私のこじつけになると思いますが…どうしてもそんな彼女とシベリア詩人のイメージが重なってしまいます。
2012.05.05 02:12 | URL | #3cfJX5.E [edit]
ジェード・ランジェイ says... "出会いの妙味"
再度、お邪魔いたします。
まさきつね様の”サロン”は、もちろん、まさきつね様の月船で、夜空の海を進んでいくのでしょうが、コメントを寄せる方々の寄せる波も美しいのです。
踊り子様の”雑感”も、勝手ながら 私にとって、”煌めく出会いの歓喜”でもあります。声高く、何度も真央ちゃん大好きを連発することだけでの応援の私にとって”自己との戦いに赴く兵士のよう”のお言葉は、胸に響き、また、別な眼を持って、真央ちゃんを見れます。弟子をお取りになるお気持ちは無いでしょうが、月ごとの名品嘆美は、命題を提示される、生徒にも似て、ご迷惑でしょうが、来訪させていただきます。
2012.05.05 06:35 | URL | #K0i9Tuc2 [edit]
moonlight says... "The Ice in Nice"
まさきつね様、おつかれさまです。
フリー前日の練習をネットで見て、2Aで行けば、まず2位以内はまちがいないと思っていたところ、あのような結果に・・・。
当日、ネットに挙がった画面を見て、スピードがあるように思い、テレビ画面では、氷から浮いているような印象を受けました。今まで以上に美しい滑りでした。
3Aは元の飛び方にしようとしたように見えました。2A-3Tは意識的な幅跳びにしなかったせいか、2Tに終わってしまいました。問題は3F-2lo-2loですね。なぜあそこで飛べなかったか?
以来、The Ice in Nice とかMao’s Seven Days in Niceと称して、その謎解きに今まで悶々としてきました。おそらく大方の真央ファンは自ら頭の中で探偵小説を考えていたと思います。
もうひとつ。「得るものは、何もなかった」(その時は何を言ってるのかわからないこともよくあるが、後になってみると実に的確である)例の真央語録です。これは実に悩ましい言葉でした。今回の3Aのことか、今シーズンのことか、いや1年半かと悪い方へ考えていく自分がいました。それでモロゾフの「キス&クライ」を再読したりしました。
結局、タイミングか、筋力の問題というところで気持ちを落ち着かせようとしたGWでしたが、昨日、解答らしきものを、某ブログのコメント欄で発見しました。バンクーバーの銀のあとの中継で、佐野稔さんがいつになく怖いような真面目な口調で「あそこは氷がひっかかったの」「・・・はい・・・足に来てました」の場面を思い出します。(足にきて、最後のあの怒涛のステップ踏めますか?これは私見) 「キス&クライ」のp.70に解答の一部に関係したことが載っています。
言葉に関しては、終わった直後にこんなことを聞くインタビュアーの悪意さえ感じる質問でした。虚脱状態の中で、半ばスルー、半ば鸚鵡返しのyesかnoの返事。これはこれで正解でした。少なくとも、全日本、本発売中止の時と、首尾一貫しています。
テレ東の「レトロ食堂」で涙する舞さんと本心は同じだろうに・・・。
鎮魂の舞「ジュピター」を深めていき、昨シーズンも浅田真央しか出来ない演技、美しさを見せてくれた真央ちゃん、素晴らしい選手です。
真央ちゃんの気持ちを忖度し、それにふさわしい芸術作品をいつも選んでくれるまさきつね様、感謝です。これでようやく社会復帰できそうです。
2012.05.08 22:37 | URL | #- [edit]
池田美加 says... "再会感謝"
まさきつね様おかえりなさい。

ブログが再会された時から、また楽しみに読ませて頂いております。
なによりもここに集まる方々のコメントを読ませて頂くのも楽しみでしたので、本当に嬉しく思っております。長い休止期間は、やはりお母様の具合がお悪いのかと気をもんでおりました。
有名ブロガーさん達には、しつこいいやがらせを変な連中から受け続けることが多いようで、これにうんざりしてお止めになることもあるようですが、まさきつね様においてはそれは絶対有り得ないと確信しておりましたので、となると後はお仕事による多忙か、お母様の病状によるものであろうかと。

人それぞれ、抱えているものも違いますし、まさきつね様のご家族のことも、真央さんのご家族のことも、私達一介のファンは祈ることしかできませんが、いつもこうしてお会いできることを待ち続けております。

5月のさわやかな季節となったのに、天候は不順で自然災害の恐ろしさに胸が痛みますが、自転車で買い物に出かけると、あちらこちらに木香バラの小さな黄色い花が溢れるように咲き誇っています。
思えばこの花の名前を覚えたのも、昨年の貴ブログで、美しい写真と文を読んでからでした。

またこちらのサロンを訪問させて頂ける喜びと、心から真央さんを愛する方々と一緒にまさきつね様の月船の乗員となれることの幸福を、ひとこと御礼申し上げたくてお邪魔致しました。

そして真央さんは、大変なシーズンであったにもかかわらず、よくぞ最後まで出場し続けてくれたものだと感動しています。彼女にも変わらぬ愛と声援をずっと送り続けていこうと思っています。
2012.05.09 00:24 | URL | #aqzl0.Kg [edit]
まさきつね says... "研ぎ澄まされた魂"
踊り子さま
ご訪問うれしいです。
まさきつねは散文も好きなのですが、短い詩形や韻文も好きです。
石原吉郎はその境遇もさりながら、言葉に対する追求の厳しさもひとしおと感じます。
こんな骨の太い、腹の据わった文章を綴れる人間が今の時代にどれほどいるでしょうか。
まさきつねは軽くて薄くてポップなものも決して嫌いではないのですが、その底には石原吉郎のような冷徹で研ぎ澄まされた魂が必要だといつも思っています。
2012.05.11 14:44 | URL | #- [edit]
まさきつね says... "妙味と感じていただければ"
ジェード・ランジェイさま
ご訪問うれしいです。
まさきつねも皆さまからいただくコメントの言葉の美しさ、言葉選びの繊細さに、いつも心励まされ、助けられております。
引用させていただいている短歌も詩も、決して命題や宿題のつもりではないのですが、お読みいただいた皆さまのご考察に、少しでもご参考になればと思っています。
学ぶことも、美しい言葉もまだまだこの世界にはたくさん溢れています。少しでも拾って、ブログ記事に挙げていけたらなと思っています。
2012.05.11 14:50 | URL | #- [edit]
まさきつね says... "飛べない翼"
moonlightさま
コメントうれしいです。なかなか返事ができなくてごめんなさい。理由は皆さまお察しの通りです。
そうですね。まさきつねもいつも通りなら二位は固い、優勝もあるだろうと思っていました。でも人生に答えは山ほどあって、しかもどれもが正解だったり、間違っていたりするのです。
競技後に時をおかず畳み掛けられるように質問されれば、深い考察も正しい認識もなく、本音だけがこぼれるのかも知れませんが、こぼれた言葉もどこまでが真実か、いつまでたっても分かりませんよね。
ただひとつ、まさきつねが思うのは、どんな真実も悪意があればどのようにでも捻じ曲げることも出来るし、どんな嘘だって優しさがあれば希望のようなものに変えることができるのです。
日本のマスコミやある種の人たちに充ちているのは、その悪意であり、欠けているのは洞察し想像する優しさです。
浅田選手の飛べない翼、でもその傷だらけの羽根は何よりも美しく、何よりも輝いていたようにまさきつねには見えました。
2012.05.11 15:04 | URL | #- [edit]
まさきつね says... "美しい船"
池田美加さま
ご訪問うれしいです。でもなかなか、頻繁な行進が出来ずにごめんなさい。
妙な嫌がらせもいくつかあるのですが、それでもまさきつねのブログはほかの方々に比べればましかと思います。まあ、有名ブログさんとは訪問者数が桁違いですから当然のことですけれども。
でも皆さまからいただくコメントの質や温かさは、どんなブロガーさんのところにも劣っていないと思います。
月の船は丸い舟底と帆を掲げるマストが、美しい曲線と直線で結ばれた、形の好い乗り物です。どこまでも空を自由に駆けることができるようにと思います。
2012.05.11 15:13 | URL | #- [edit]

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