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金のひかり散らすがごとく金雀枝(エニシダ)に降るはるのあめ一人はるのあめ
さくら夕暮れこころににじむ薄赤のかすみのつつむ山寺の鐘
鈴懸(すずかけ)の木陰で汝(なれ)を恋う夕(ゆうべ) 愛(うつく)しき言の葉ほろほろとちる
かなしみをまさぐるように衣嚢(ポケット)の燐寸(マッチ)をさがす夜の畦(あぜ)みち
客は胡蝶と知るめがねを吾(われ)ももちたしと出でし月夜の花ばたけかな
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