月船書林

フィギュアスケートの話題を中心に芸術を語る

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花びらながれ

フィギュア316-1


あはれ花びらながれ
をみなごに花びらながれ
をみなごしめやかに語らいあゆみ
うららかの跫音(あしおと)空にながれ
をりふしに瞳をあげて
翳りなきみ寺の春をすぎゆくなり
み寺の甍(いらか)みどりにうるほひ
廂々(ひさしひさし)に
風鐸(ふうたく)のすがたしづかなれば
ひとりなる
わが身の影をあゆまする甃(いし)のうへ
(三好達治『甃のうへ』)


*****

フィギュア316-2


真央、ソチ五輪で「最後の最高の滑りを」
フィギュア国別会見・一問一答
スポーツナビ 2013年4月14日 19:10


 フィギュアスケートの世界国別対抗戦2013(11日~13日)から一夜明けた14日、女子シングルで5位に終わった浅田真央(中京大)が会見に臨み、ソチ五輪を最後に引退する意向をあらためて示した。

 穏やかな表情で会見場に姿を現した浅田。大挙して集まった報道陣の姿を見て思わず「すごい人……」とつぶやいた。前日のフリースケーティング後の会見で「五輪という最高の大きな舞台で、集大成の演技をしたい」と発言し、ソチ五輪後の引退示唆と報道された。記者からあらためて「ソチ五輪のシーズンで引退ということか」と聞かれた浅田は「今はそういうつもりでいます」とソチ五輪を一区切りとすることを認めた。

 引退後のプランは決まっていない。ソチ五輪に向けては「最高の舞台で、最高の演技をしたいという気持ち」と前を向く。ファンにも「(ソチ五輪が)最後という気持ちで応援してもらえれば」と、決意を語った。

 以下は、浅田のコメント。

ソチ五輪へ「いつも通り、悔いなくできれば」
「(今シーズンは)大変でした。その中で良いことも悪いこともありましたが、たくさんの収穫がありました。満足しています。(今は)ソチ五輪というすごく大きな舞台で、最後の最高の滑りをできるようにという気持ちに向かっています。あとはケガをしないようにして、五輪に行けるように頑張りたいです」

――ソチ五輪のシーズンで引退ということか?

「今はそういう気持ちです。理由らしい理由はないです。今年に入って徐々に思ってきて、気持ちがふと来た時があったので、その時に『そうなんだなぁ』と思って。(引退の決断は)体力面ではないですが、いろんなことがあり、その中でちょっとずつ『そうなのかな、そうなのかな?』という感じで。昨季、スケートをちょっと離れたいと思ったときもありましたが、それがキッカケというわけではないですね」

――事前に周囲に相談は?

「姉(でタレントの浅田舞さん)やマネージャーには『そう思ってる』と伝えました。(反応は?)『そうだよね』『自分が決めればいいのでは?』とか、そんな感じです」

――五輪の準備で一番大切なことは?

「心技体だと思うので、心も体も技術もすべて整っていないといけないなと思っています。長い間スケートをやってきたのに比べたら(ソチまでは)本当にちょっとの時間だと思うのですが、いつも通り、悔いなくできればいいなと思っています」

――今後は?

「今までスケート1本でずっとやってきたので、これからは自分も自分の道を切り開いていかないとというのは思っています。大学は今年で休学して、ソチ五輪までスケートを集中してやっていくと決めたので、(復学については)そのあとに考えたいと思います。

 将来は子供がほしいですね(笑)。良い旦那さんと巡り合って良い家庭を築きたいです。

 応援してくれている方にも、ソチを最後にするという気持ちを伝えたかったので、そういう気持ちで応援していただけたらうれしいです」<了>

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***************


「愛しさと切なさと心強さと」という流行歌があったが、聞いている側はまさにそんな気持ちが入り混じってくる記者会見の内容だった。

懸命に自分の気持ちを偽らず、自分の言葉で伝えようとしている様子が感じられた。

もはやどうすることも出来ないんだなという無力感と、これまでもどうしてあげることも出来なかったんだなという自責の念が込み上げてきて、今まで世界屈指の演技でファンを楽しませてくれたことへの感謝と、ソチまでさらに素晴らしい演技でファンを魅了してくれるだろうことへの期待感、その決意のいじらしさと頼もしさに、改めて胸が締めつけられる思いでまさきつねはニュース映像を見た。


もうひとつ、先日ご紹介した住友生命のCMの別バージョンからも思うところがあったので、ここで掲載しておこう。


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☆いいなCM 住友生命 浅田真央 「私を強くするもの」篇☆


「オリンピックに出て、金メダルを獲りたい」と無邪気に語っていた少女は、「ソチ五輪というすごく大きな舞台で、最後の最高の滑りをできるように」と、もはやジャッジもライバルも一切関係ない、孤高の目標で自ら描いてきた物語の終幕を締めくくった。

少女の夢をかたちあるものから、かたちのないものへ、記録の証から記憶の残像へ、あどけない願望から静謐な祈りへと変貌させたのは、まさに五輪のメダルが輝く裏に潜む深い闇、計り知れない欺瞞や姦計の渦巻く現実社会だったのだろうと思うと、今はただ、その夢の行く末に胸が痛む。

しかし、もしかしたら浅田選手はすでに、こんな周囲の凡人たちが噛みしめている後悔や何の役にも立たない惻隠の情など、一切無用な境地に達しているのかも知れない。

このCMの中で流れている音楽を担当した高木正勝さんのインタビューを読んで、まさきつねはふとそう思った。

高木正勝さんについてはウィキもあるのでご参照いただきたいが、とりあえず略歴の抜粋は以下の通り。

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高木 正勝(たかぎ まさかつ、1979年 - )は日本の音楽家、映像作家。京都府出身・在住。
自ら撮影した映像の加工やアニメーションによる映像制作と、長く親しんでいるピアノやコンピュータを使った音楽制作の両方を手掛けるアーティスト。
国内外のレーベルからのCDやDVDリリース、美術館での展覧会や世界各地でのコンサートなど、分野に限定されない多様な活動を展開している。

☆Takagi Masakatsu (高木正勝) - 『girls』(2009)   【ピアノ solo】☆


そして「THE BIG ISSUE ONLINE」のサイトに掲載されていたのが、次のようなインタビュー記事である。

☆映像作家・音楽家 高木正勝さん「着地って跳ぶことよりも難しいし、その年齢も人それぞれでいいと思う」☆

インタビューの一部を以下に転載させていただく。


*****

…そんな高木さんにとって、舞台のイメージとは?

「フィギュアスケートの浅田真央さんに、とっても共感するんです。リンク上ですることは決まっているんだけれど、この1試合はジャンプにこだわるのか、演技で魅せるのか、何に挑戦して何を達成したいのか。僕にとっての舞台も、それと同じ」

デビューから10年。今後について尋ねてみると、意外な答えが返ってきた。

「アーティストとしての着地のことを考えています。着地って跳ぶことよりも難しいし、その年齢も人それぞれでいいと思う。僕は今、着地に向けて遺作に取り組んでいるような感覚かな。これまでのようにつくりたいものをつくるのではなく、遺したいものをつくるという、そんな心境なんです」

***************


このインタビューから察するに高木さんもどうやら、浅田選手が試合でこだわっているのはもはやメダルや得点などではなく、彼女が挑戦している何か、ジャンプか演技内容か、その表現したいものがいかに観客に伝わったかという達成感にあると考えておられるようだ。

おそらく、CMの仕事などで浅田選手に深く関わっておられる間に、彼女の挑戦者としてのスタンスやそのこだわりや信念といったものに触れられ、高木さんも感銘を打たれたのではないだろうか。

そして最後の質疑応答の中にある、「着地って跳ぶことよりも難しいし、その年齢も人それぞれでいいと思う」という言葉が、まさきつねには高木さんから浅田選手に向けて発せられたメッセージのように思われてならなかった。

そう、誰にとっても、引退も転身も(結婚や出産、転職や退職をふくめ)、人生におけるさまざまな方向転換や折り返し地点は、年齢で定めるものではない。各人がその人生の折節に、挑戦し追求し、達成し成就し得たものによって、自己の中に決着する何かがあれば良いのだ。

自分の中に、しっかりと充実した感触があれば良いのだ。

(引退するには)まだ若いという意見もあるだろうし、まさきつねも確かにそう思う。
だが、先輩の鈴木選手が「年齢としては若いが、彼女は第一線で戦うのが早かったし、重圧の中で滑ってきたので、ソチで一区切りも分かる気がする」と浅田選手の引退に理解を示したように、その実際の年齢から感じるよりもずっと長く重い年月を、アスリートとしてのプレッシャーの中で重ねてきたということなのだ。

「金メダル」と何のためらいもなく口にしていたスポーツ万能の少女に、長く重い競技生活がもたらした多くのタイトルやメダルは、どれほど甘くて苦い果実だっただろう。

しかし浅田選手は大会ごとに甘く苦い思いを噛みしめるたび、自分が真に手にしてきたのは大会の称号でも勲章でもなく、記録の遺留品のようなメダルごときでもなく、シーズンごとに人々のこころに刻みつけていった美しいプログラム、演技そのものだったことに気づいている気がする。

高木さんは「遺作」と言われ、浅田選手は「集大成」と言っていたが、十代の幼いころから競技の最前線で闘い続けてきた浅田選手にとって、これまではとにかく試合のためにがむしゃらに必死に創りあげてきたプログラムが、競技生活の終焉を見すえる今になってくると、最後に生み出す大切な子どものように自分の分身のように、別の価値をもつものと感じられるようになったのだろう。


花びらながれ、時は過ぎ、少女はいつか静かに大人になった。

結婚も子どもも、もうひとつの夢として口にする大人になった。
花びらはながれ流れて、また時が戻ればいつか、あなたの後を追う子どもたちが、あなたが残した影を踏んで別の影を石の上に刻むかもしれない。

あなたは美しい影を残し、美しい夢を残した。

うららかの足音もひそやかに、限りなくゆきすぎて、いつか戻る春も、今は夢のあとさき。


花びらのようにしめやかに、美しい夢の後ろ姿を残して、やさしい時の彼方へ消えてゆくものの幸いを今は限りなく祈ろう。


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***************


ところで以前、安藤選手の記事で、まさきつねが好きな彼女のプログラム五選を紹介した。
このたびは浅田選手のプログラムの中から五選を紹介したいと思うのだが、選びきれなくて困ったので、今回はとりあえず、ローリー・ニコルの振付作品から。


5位 『アイ・ガット・リズム』
作曲:ジョージ・ガーシュウィン
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4位 ミュージカル映画『メリー・ポピンズ』より
作曲:シャーマン兄弟
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3位 『誓い~ジュピター~』
唄:リベラ
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2位 『ノクターン第2番変ホ長調 作品9の2』
作曲:フレデリック・ショパン
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1位 『愛の夢』
作曲:フランツ・リスト
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以下は、ローリーが今季の全日本の後、浅田選手に送ったメッセージから。

Mao, congratulations on your title at the Japanese nationals!
Everything, with Mao this year was about bringing Mao happiness.
I said "Mao, as a mother, I know your mother would want you to enjoy your life.
She wanted you to enjoy your skating, she wants you to find a happiness again.
So let's choose happy music, let's skate for pleasure!"
It is such an honor to watch your progress both as a skater and as human beings.
I adore you, respect you and admire you. Good luck at 4cc.

マオ、全日本フィギュアの優勝おめでとう!
マオをハッピーにするのが今シーズンの目標でした。
マオには「お母さんは人生を楽しんで欲しいと思ってるはずだよ」と伝えました。
だから楽しい音楽 楽しい演技にしたんです。
マオの成長は私にとって大きな誇りです。
あなたの事が大好きだし尊敬しています。
四大陸フィギュア ガンバッテ!!

※※※

ローリーもまた、浅田選手をもうひとりの自分、可愛い子どものように愛しんできたのだと感じられる言葉である。

まさきつねは基本的にローリーの振付がそれほど好きなわけではない。
綺麗で流れるような表現だが、どこか一辺倒で、見映えのする選手なら誰でもある程度の技術があれば熟せるだろうという、良くも悪くも無難でありきたりなイメージがある。

有体に言えば、ロマンチックだが退屈と感じてしまう。

好きな方には申し訳ないが、そういった意味でまさきつねが選べなかったのが『幻想即興曲』や『ソー・ディープ・イズ・ザ・ナイト』である。(いや、別に曲がありふれてるショパンだからじゃないのよ…)

しかし、柔らかく優雅で繊細な空気感を持っている選手が高い技術で演じれば、ローリーの作品ほどぴたりとはまるプログラムもないだろう。

浅田選手の『ノクターン』や『誓い~ジュピター~』は、美しさ以上に純粋な魂の高潔さを感じさせるプログラムだった。

一方で『チャルダッシュ』は浅田選手のまだ磨かれていない表現力や幼さが、曲調の哀愁に添っていなかったし、『月の光』は美し過ぎて今ひとつ物足りないという、いずれも今の彼女が演じてみたらどんな化学反応が起きるのか、想像すると惜しまれるプログラムではある。

『メリー・ポピンズ』と悩んで、やはり最近のものをという視点で除外したのが『虹の彼方に(オズの魔法使い)』である。
この作品と『くるみ割り人形』は、まさに十代半ばあの頃の彼女でなくては表現し得ない珠玉の作品だった。

そして表現も円熟した頃の『愛の夢』はローリーも渾身の作品で、選手、振付師ともども代表作となり得るプログラムに仕上がっていただろう。
ただ、浅田選手がジャンプの調整中という時期でもあり、なかなかこれが完璧という形で披露できなかったのはお互い辛かっただろうなと思う。しかし、たとえエレメンツにどんな瑕があったとしても、その芸術性や美そのものは損なわれることがない。

この『愛の夢』に関しては、おそらくこの先、ほかのどんな卓越した技術の選手が演じたとしても、これほど完成された世界観を生み出すことは出来ないだろう。
甘く切ない愛の中に、寂しくひそむ悲しみの影も感じさせるこの上なくエレガントなプログラムだった。

浅田選手が来季どんな集大成を持ち出してくるのか、今から楽しみだが、『ノクターン』や『愛の夢』のようなこの世ならぬ美しさに加え、誰もをその宝石のような輝きで魅了する彼女ならではの、「永遠の少女」性を顕現して欲しいと願っている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


野原に出て座っていると、
私はあなたを待っている。
それはさうではないのだが、

たしかな約束でもしたやうに、
私はあなたを待っている。
それはさうでもないのだが、

野原に出て座っていると、
私はあなたを待っている。
さうして日影は移るのだが…
(三好達治『草の上』)



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Comment

花屋 says... ""
引退、しますかね、ほんとに。
いつかはするでしょうけど、ソチまでというのはどうかなー。いや願望ですけどね。
あんまり騒がないほうがいいんじゃないかしら、もうちょっと続けたくなったときに言い出しやすくしておこうよ、いや願望ですけどね。
アイスショーもあるし、彼女の技術に追いつく人はまだまだいない。浅田真央が「過去の人」になるわけがない。確かにその次のオリンピックは開催国に難ありですが、人間の馬鹿さ加減にも限界がありはしませんか?いや願望ですけど。
橋本聖子氏はあんまり好きな人じゃないけど、彼女の言う「オリンピックはまた戻ってきたくなる場所」という発言もありじゃないかなー。
引退取り消してもぜーーーーったい、みっともなくないですから。
ま、あと300日、待ちましょ。
2013.04.15 19:13 | URL | #sDFifbQE [edit]
まさきつね says... "まずは温かく"
花屋さま

ご訪問うれしいです。楽観的なご意見もうれしいです。

そうなんですよね。過去の人になるのはまだ絶対早い気がするんですよね…
まさきつねとしては、平昌すっとばして、その次の五輪で復活というのがミラクル・マオにふさわしいかと。いや願望ですけどね。

まずはともかく、温かく見守っていきましょうね。皆さまご一緒にね。
2013.04.15 19:53 | URL | #- [edit]
nikuman says... "ワイルドカード"
まさきつね様 お帰りなさい。
以前 2,3回書き込みさせて頂いたnikumanです。
真央さんの今回の発言、最初ビックリしましたが、普通の事言っているだけですよね。
『引退します』とは言っていない。
真央さんは、最強のワイルドカードを切ったのかも。
天晴れです。
スケ連、マスゴミ、IOCにとって大きな痛手になるでしょうし…
これでも競技としてのフィギュアスケートが変わらなければ、完全に終わりですね。
花屋様同様、この先の成り行きを ほんの少しの期待を込めて見守りたいと思います。

妄想…ひょっとして 優秀な作戦参謀が、真央さんのスタッフに加わっていたら…ムフフ
です。
2013.04.16 10:35 | URL | #- [edit]
まさきつね says... "選手のために"
nikumanさま

ご訪問うれしいです。

浅田選手の発言を「つまらない」とかどうとか、テリー伊藤が苦言(暴言?)を呈したともめていますね。朝から国民を不快にしてどうするのでしょう。あいかわらず、愚劣きわまるマスコミです。
どうせ、某広告会社の差し金でしょうけれど、しかしこの一件で、引退発言の激震ぶりがよく分かりましたね。
いじめるだけいじめて、それでもやめられると困る人間が山ほどいるということです。

確かにワイルドカードかも知れませんね。高橋選手の「それくらいの気持ちでやる」というのは、ナイス・フォローでしたね。
先のことは誰にも分からないのです。

それにしても連盟が今更のように、「サポート」と言っていますが、じゃあこれまでは?と首を傾げたくなりますね。そもそも、それがあなた方の仕事でしょ、五輪前にサポートしなくてどうするの、やるなら今でしょ!と言いたくなりますね。

がんばっている選手のために、連盟もマスコミも、まともな仕事をしてもらいたいものですね。
2013.04.16 13:27 | URL | #- [edit]
イーピン says... ""
まさきつね様、お久しぶりです。

真央ちゃんの引退示唆、まさしく青天の霹靂です。
昨年の世界戦後のモチベーション喪失さえ信じられませんでした。
太陽が西から昇ることはあっても、真央ちゃんがスケートをやめたいと考えることはありえない、と思っていました。
・・・矛盾しますが、いつかは来る、と思っていたことが、今 本当に来たのですね。
体の芯の一部が抜け落ちてしまったような気持ちが続いています。

・・平昌をスッ飛ばして次のOPに期待する、っておもしろい夢ですね。
そのとき、真央ちゃんは31歳ですか。
多分、3F-2Loは十分きれいに跳べるでしょう。
もちろん、3F以下の3回転も。
あとは持って生まれた(?)美ポジと、時折り上質の品が煌くしなやかさで氷上に音楽の世界を創れば、最大の感動と歓声は約束されているのも同然です。

いや、エレメントなんぞ、どうでもよいのかも知れません。
要は真央ちゃんがどのくらい強く何かを表現したい、と思えるかです。
その欲求さえあれば、不完全ながらノービスで3-3-3、3F-3Lo、3Aを跳んだ奇跡の超人の復活は決して難しいものではない、と本心から思えるのです。
2013.04.17 01:40 | URL | #Wk8bCmqE [edit]
まさきつね says... "愚かな人間たちに"
イーピンさま

ご訪問うれしいです。こちらこそご無沙汰失礼しました。

本当はフィギュアを続けたいと思っている選手は多いと思うのですけれどね。周囲の期待が高い分、やめざるを得なくなる選手がほとんどではないでしょうか。

平昌は某広告会社が金儲けしたくて手ぐすね引いて待っている大会です。浅田選手の一抜け発言は相当こたえたと思います。韓国はフィギュアのスター選手もろくに育っていない状態で、何を売り物にするのでしょうね。
次の五輪というのは、無論開催地によると思いますが、まさきつねは結構本気です。エキシビションの招聘だっていいのです。
その頃世界情勢がどうなっているか、皆目見当がつきませんが、浅田選手の演技は五輪の唱える平和と愛と調和を充分象徴します。愚かな人間たちも何が真実だったか、その時分には気づいていても良いのではないでしょうか。


2013.04.17 12:53 | URL | #- [edit]
ホビット says... "やはりさみしくて"
まさきつねさん、また、書かなければどうにもならない気持ちでコメントいたしますね。
やはり、という気持ちと、それでも信じられない気持ちとがごちゃまぜな心境です。真央さんが言っていた、引退を「フッと思った」ときがいつであったのか、多くの人が同じときを想像したでしょうし、記者も思うところあって、そこを突っ込んだろうと思うのですが・・・でも、それはおそらく、私たちの耳には絶対に入らないようにするのでしょう。それが、真央さんだから。さまざまな経験を積んだ高橋選手の言葉を忘れないいて、自分がその時に思う道を、誰に遠慮することなく選んでほしいと思うのみです。
浅田選手と高橋選手が引退したら、私はもう、フィギュアスケートを真剣に観ることはないと思います。この二人は、私の中では、別格で、スポーツを超えたものを表現しながら、本人はあくまで潔いアスリートとして挑戦を続けている天才であったのです。
今、彼女の演技を目にし「新雪を駆け抜ける小鹿のよう」と称したアメリカの解説を思い出し、せつない気持ちになっています。
2013.04.17 18:03 | URL | #- [edit]
ボタン says... "別団体"
こんばんは!
引退後は別団体立ち上げて世界中巡業で試合してほしい(笑) 集まった選手達は実力兼ね備えて、油断禁物。
のびのびと競い合うなんて夢想してしまいます。
2013.04.17 22:57 | URL | #- [edit]
まさきつね says... "孤独な仔鹿"
ホビットさま

ご訪問うれしいです。
お気持ちはご遠慮なく吐露してください。

まさきつねも、今はもうそれぞれの選手たちが自分の納得のいくように、選択してくれたらと思います。願いや祈りはさまざまありますが、何より選手たちが納得のいく結果に満足して、日々幸せであってくれたらいいと思うのです。
どんな時代にも栄枯盛衰はあります。今が黄金時代だと誰もが分かっていながら、選手たちを生かしきれなかった不甲斐なさに、お偉方たちはいつ気づき、ほぞを噛むのでしょうね。

「新雪を駆け抜ける小鹿のよう」という形容はまさきつねも深く心に残っています。
そういえば、こんなギリシャの詩がありました。
「瞳(め)のやさしさは、
若やぎの
まだ乳ばなれぬ
仔鹿のやう――
森中で
角をおふ 母鹿に
おいてゆかれて、
惑ひおそれる――」
…何となく泣けてきますね。
2013.04.19 14:58 | URL | #- [edit]
まさきつね says... "お見限りしたい組織"
ボタンさま

ご訪問うれしいです。

別団体構想は何度かネットに上がっていましたね。
ISUの不甲斐なさ、運営の酷さにほとほと呆れたファンたちの、切なる要望でしょう。
これまで何度もスキャンダルを起こして、それでも反省の色がないのですから、どうしようもない老害ばかりの組織です。

選手に見限られる日も、近いかも知れませんね。
2013.04.19 15:17 | URL | #- [edit]
raku says... ""
初めまして
かねてから愛読させていただいておりますrakuと申します
美しい画像と文章が真央さんに重なり、いつも感動しています♡
私の大好きな『甃のうへ』が目に留まり、おたよりいたしました
あの、ピンクのくるみわりの真央ちゃんが、この詩に重なるなんて思ってもみませんでした
このページトップの若草色の真央さん、本当に美しくてまるでこの詩のタイトル画ですね
うれしいような、切ないような・・・
成長とともに、“その日”が必ず来るとはわかってはいたものの、
現実味を帯びると複雑な気持ちです

真央さんをさんざん苦しめた理不尽なフィギュアの試合なのに
いざ、いなくなるのだろうかと思うと・・・本当に寂しいです

どこかのラジオ番組で、どなたかわかりませんが
少し休めばまたできるんじゃないかな、ってずーっと言っていました
まるで“親戚のお兄ちゃん”のような感じの言い方だったので、ちょっと笑えましたよ♪
2013.04.22 18:50 | URL | #- [edit]
まさきつね says... "いたわりの言葉"
rakuさま

ご訪問うれしいです。
「浅田真央、十五歳です」と無邪気に言っていたCMが懐かしいですね。あっという間に時が過ぎたような気がしますね。

ソチもあっという間だと思います。そしてその後も、どう情勢が変わるか分かりません。ソチの結果、そして競技の情勢次第では、浅田選手の去就もどうなるか誰にも予測できないですね。
まさきつねはロシアでバンクーバーの再現とはとても思えないのですが、クリック女史のインタビューなど聞いていると、何が何でもロシア憎しのドイツの審判が放置状態では、漁夫の利を狙うカナダがおいしい思いをするのも仕方ないかなと少しがっくりしたりしています。

ただもう、浅田選手の気持ちは自分の理想をいかに実現するかにあると思うので、結果よりも自分自身への信頼をどのくらい確認できるか、それ次第では、引退撤回もあるかも知れませんね。

少し休めば、というのは、誰もが今の彼女にかけてあげたい言葉なのでしょうね。
少し休めばまたできるよ、少し休めば元気になるよと、誰もが彼女の今まで蓄積した心労に対して、いたわりの言葉をかけてあげたくなるのでしょうね。
2013.04.22 23:25 | URL | #- [edit]

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