月船書林

フィギュアスケートの話題を中心に芸術を語る

小鳥の恋

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☆мao @sada Nagoya Festival Exhibition/Gala☆

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【音源】フィリッパ・ジョルダーノ『フィリッパ・ジョルダーノ』より4曲目
1. 清らかな女神/歌劇「ノルマ」より
2. あなたの声に心が開く/歌劇「サムソンとデリラ」より
3. 歌に生き、恋に生き/歌劇「トスカ」より
4. ハバネラ/歌劇「カルメン」より
5. 私のお父さん/歌劇「ジャンニ・スキッキ」より
6. アヴェ・マリア
7. さようなら過ぎ去った日よ/歌劇「椿姫」より
8. ロスト・ボーイズ・コーリング
9. ユー・アー・ザ・ワン(ソット・レ・ステレ)
10. ディソナンツェ
11. マリア、海辺にて


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恋は野の鳥 気まぐれ 気ままよ
呼べど 招けど あちら向くばかり
手管こわもて 何の役に立つとぞ
恋知らぬ人に すりよる恋鳥

※おゝ 恋
 おゝ 恋
 恋はジプシーの子よ
 法も理屈もなしよ
 すげなくする人に
 あたしは焦がれる
 でもあたしに思い込まれたらば
 ご用心
 ご用心しなさいよ

待てば来もせず 忘れりゃ 飛びつき
捕る手 するりと 鳥はまた空へ
あたりくるくる 飛んでは廻れと
追いかけりゃ逃げて よけると離れぬ
(ハバネラ『恋は野の鳥』)


この曲は以前にも訳詞を掲載したが、今回は音楽家、堀内敬三さんの訳で。

☆空中庭園の散歩 其の四 野の鳥の夢☆


そして以前の記事でも書いたが、いわゆる「おこちゃま」カルメンという感想の多いこのプログラム。

だが、この前の記事で述べたオズのドロシーとは逆に、「カルメン」というキャラクターを幼い浅田選手が演じていると考えるから無理があるので、『ハバネラ』という曲の歌詞に詠われている、野の鳥のように気まぐれな「恋」を象徴的に、一種のファンタジーのように彼女が演じているととらえれば、年齢的に無理があるとか、カルメンのイメージにそぐわないといった類いの批判そのものが的外れということになろう。

誰も飼い馴らすことができない、無邪気で野放図な小鳥のような恋。

自分は深刻な人生の悩みや世のしがらみとは無縁で、気ままに好きなひとの間を自由に飛びまわり、相手を悩み苦しませても知らぬ顔、天使のような小悪魔のような、そんな恋の面影を、まだノービスの浅田選手は充分に兼ね備えている。

天使のようにあどけなく可憐で快活な少女が、「恋」というもののひとつのアイコンとして氷上に顕在化しているという見方は、決してよこしまでも不合理でもないとまさきつねは思うのだが、いかがだろうか。

実際、今回のエスキスを描いていてまさきつねは、ヴィットの妖艶な女性の色気とはまったく違うけれども、同じように官能的な、清純な天使の色気を感じてぞくぞくした。
ファンタジーにはファンタジーの官能性、天衣無縫なエロティシズムというものがあるのだ。

型にはまったセクシーさしか理解できない典型的な親父あたまには、永遠に感じることのできない世界だろう。


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