月船書林

フィギュアスケートの話題を中心に芸術を語る

つぶやいてみる 其の廿五

フィギュア339-1


久しぶりにこのカテゴリでエントリーする。(最近、拙ブログをお訪ねになった方にはちんぷんかんぷんだろうが、実はまさきつねの毒吐きエントリーだニャン。ご興味のある方は、競技雑感のカテゴリをクリックされるか、「つぶやいてみる」で検索をどうぞ。)


前の記事で取り上げたタチアナコーチのインタビューを読んでいて、前々から引っかかっていた部分なのだが、「真央はね、スルツカヤが金メダリストになる心理的な妨げになった。真央はスルツカヤを打ち負かしたのよ」という言葉、そして「真央の五輪は実質的には今回のソチで3度目になる」という彼女の中での位置付けを聞いていると、どうもタチアナコーチには(多分にあるだろう真央贔屓も認めるけれども)真の金メダリストが誰なのかという、彼女なりの所見があるように思われてならない。

まさきつねはリコメで、「バンクーバーも今回も浅田選手が金」と書いたが、もしかしたらタチアナコーチはそれどころか、「トリノもバンクーバーもソチも真央が金」と思っておられるのではないかと、推測したりするのだ。
勿論、品性のある良識をわきまえた方だから、物議を醸すようなことをわざわざ公言なさることはないので、あくまでもまさきつねの妄想ではあるが。

それにしたって、この三つの五輪シーズンに渡って、まだジュニア上がりそこそこのころから、すでに当時の女王スルツカヤを凌駕する実力を兼ね備え、メダリストとして君臨するにふさわしいスケーターとして、浅田選手を認識しておられることに間違いはない。
そしてそれはおそらく、国籍だの、師弟関係だの、もっと下賤な拝金主義的関係だのといったものには一切無縁の、芸術家として創造的なコレオグラファ―としての、タチアナコーチのプライドや感性に基づく識見だろうとまさきつねは思う。

ソチの閉会式に流れるラフマニノフのピアノ交響曲第二番を耳にしたとき、まさきつねは、ソチの真の金メダリストは誰か、厳かに高らかに世界中にその名を宣言する、フィギュアの神の声を聞いた。
老獪なロシアの母は、美しく響もす、ラフマニノフの苦悩の旋律で、メダルにふさわしい真のアスリートの姿をもう一度ロシアの大地に描いたのだと思った。

(正直な話、あの閉会式の音楽は、マスコミが騒ぎ立てるようなサプライズでも付け焼刃の取り計らいでも、何でもない。ロシアの五輪関係者の上層部で、あらかじめ企画され準備され、前々からタチアナコーチも承知の特別な演出である筈だ。つまりタチアナコーチは、厳粛な閉会式で印象的に流され、誰もが最後にソチ五輪の音楽と胸に刻むだろうとわかっている音楽を、ロシアの選手ではなく浅田選手のフリーに選んだのだ。

さらにシェヘラザード、白鳥の湖、仮面舞踏会と、まるで真央コレクションのようだった後の演奏は、ご愛嬌というものだろう。だがそれだけの数のロシアでお馴染みの音楽を、次々にフィギュアの名プログラムとして披露し続けてくれた東洋の小さな女神に、ロシアの神さまがご褒美に報いてくれた贈り物だったという気もしないではなかった。)


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『デニス・マツーエフ 「ピアノ協奏曲第2番」 ソチオリンピック閉会式 』


さて、ここから本気で毒を吐くが、ロシアの伯楽はこれだけ東洋の美姫に気遣いを見せてくれたものの、やはり金メダルはソトニコワ、これは現行の採点システムにおいては、致し方のない結果であり、揺るがない事実である。

(まさきつねは、あくまで自分の芸術的感性において真のメダリストは…と述べているのであって、不正だ疑惑だと、かの国のように騒ぎ立てて、結果を覆せとシュプレヒコールしたい訳ではないので念のため。
現行のルールも採点システムもこころの底からおかしいと思っているが、五輪のジャッジ運営はそのルールとシステムに従って、このたびも粛々と行われたのだ。それについては何の異論もない。)

だから、かの国の不正採点騒動など今更何をとしか思えないドタバタであるが、イタリアまでがコストナーが金、韓国が銀とソトニコワの三連続ジャンプのミスを挙げて騒いでいるらしい。
(このイタリアの言い分の背景には、何となくチンクワンタの当初の腹づもりが反映しているような気がする。少なくとも、コストナーを何としても表彰台に上げるというのは、女子フィギュアの五輪メダリストがいないイタリアの命題だったのだろうけれども。)

最終的にロシアは女子の金メダルをかっさらい、スピード・スケートでアン選手による恩義のある韓国に銀を与え、イタリアになけなしの銅を渡した。

かの国にしてみれば、アン選手の途轍もない功績の見返りとしてならキム選手に銀メダルじゃ生ぬるい、何としても金を寄越せというくらいの勢いで巻き起こした、不正採点疑惑の騒動だったのかも知れないが、実際これが真実なら、ロシアと韓国の間のとんでもない裏取引疑惑に発展するから、適当なところでお茶を濁しておくに限る話というものだ。
(言わずもがなですが、これもまさきつねの妄想ですよ。)

まあ、韓国、イタリアいずれにしても、最終的にロシアにしてやられた感があるのかも知れないが、用意周到に準備を重ねてきたロシアにしてみれば、当然の結果というに過ぎないのだろう。

まさきつねだって、リコメでは何のかんのとお答えし、真のメダリストは…と嘆いているが、先ほども述べたように、ロシアの十七歳の五輪女王が生まれた必然性は充分に承知しているのだ。

今回目玉の新種目というお題目で始まった団体戦…、森元首相の発言のほとんどはいただけなかったが、初めから勝ち目のない団体戦に浅田選手を出す必要はなかった(というより出場させてほしくなかった)という視点に関しては、まったくの同意である。

この団体戦だって、ロシアは開催国の意地と誇りをかけてトップをもぎ取ったように見えるが、プルシェンコの戦線離脱を除いては、全ては入念に計算され、お膳立てした筋書き通りの結果であり、ロシアにとってはメダル量産に向けての最初の布石だったのだろう。

一方で、日本の組織や上層部のお偉方は、団体戦は勿論のこと個人戦でのメダル奪取に向けて、充分な戦略や下ごしらえ、そして大事な選手たちへのサポートといった職務を果たしたと言えるのだろうか。

もっとも誠実に、選手らの体調や環境、その重責について斟酌し、後ろ盾となって支援したと胸を張れるのか。

浅田選手に対するかの国からの異常な報道取材のありさまや、アルメニアの練習リンクに関する連盟の失態などがマスコミで伝えられているが、掲載記事の全てが真実とまでは言えないにしても、せめてもう少し、事前にある程度は予測して万全の態勢が取れなかったものかと歯噛みするような対応ばかりである。

タチアナコーチが「直前に練習のさせ過ぎ」と怒ったというニュースが流れていたが、佐藤コーチが「団体戦の後は中京大学のリンクで」と考えておられたというのも、おそらく慣れた日本で少しでも休養をという腹づもりだったのだろうに、最終的には連盟の言いつけ通り、アルメニアで疲労の蓄積する日々を過ごさねばならなかったという風に邪推してしまう。

五輪が始まった直前直後だけでなく、もっとさかのぼれば、現行の採点システムに対する改正への働きかけも、その対応策も、組織的にはまったくお粗末といわざるを得ない状況だった。

ルールに対する、リスクアセスメントもできていなければ、大事な選手をメダル候補として売り込むロビー活動も充分になされていない。
たとえば、金メダルを獲らせたいと考えている自国の選手なら、なぜ五輪直前である全日本の試合に、悪化している腰痛を押して出場させるようなことをするのかと、まさきつねは疑問に思った。

五輪や世界選手権への出場権云々のお題目があるにしろ、それ以前に浅田選手にはGPでの実績があった筈なのだ。

全日本では結果的に、鈴木選手が有終の美を飾る優勝で200点越えの高得点をマークした。

一方で、浅田選手はトリプルアクセルの失敗と200点に到達しない得点で、順位も三位、これは勿論、ある程度正当な評価なのかも知れないが、この時点で世界にアピールしなければならなかったのは、日本の金メダリスト候補者の強さ凄さであり、その圧倒的な印象を世界に見せつけることができなかったという幕切れで、試合の妥当性といった綺麗ごと云々はさておき、どうしてもちぐはぐな思いが残り、五輪に対する日本の組織的な戦略としての拙さを痛感せざるを得なかった。

(あえて言うが、まさきつねは鈴木選手や村上選手には、五輪の表彰台がふさわしくないと言っているのではない。
だが派遣する三選手の中で誰が、ポテンシャルとして最も高い実力を持ち、金メダルに最も近いと端から分かっているなら、その選手にはGPファイナル優勝の実績と世界ランキングによって、《体調不良の名目を付けても》全日本不戦勝くらいの肩書をもたせて、五輪に送り出しても良かったのではないのか。

あまりにも綺麗ごとだらけで、五輪選考会を全日本の結果勝負と位置付けていたが、男子選手の選考を見る限り、必ずしも全日本での結果だけを重視しないのなら、全日本当日、明らかに体調が悪かった浅田選手に(付け加えるなら高橋選手だって)、無理をさせる必要はなかったのではと、今更のように繰り返し思ってしまう。

無論、浅田選手の清廉潔白な気性では、腰痛を理由に挙げたり、ごり押しで五輪出場をしたりというようなアドバンテージなどもってのほかになるのだろうから、こうした意見もすべてまさきつねの妄言とご承知願いたい話なのだけれども。あくまでも、選手たちの生真面目で純真な意向には関わりなく、まさきつねが勝手に述べている私見であることを了承していただきたい。)

全日本、団体戦、そして過激な取材攻勢に、個人戦までの練習場所の確保…、どれも致し方なかったで済まされるような問題ではないと思うが、どれがどのように作用したか、断定できることでもない。
だが、地元有利のロシア、団体戦のない韓国、チンクワンタのお膝元であるイタリアの三国から比べれば、二重三重の重たい鎖が日本の選手に架せられていたことは容易に推測できる。

もう一度、タチアナコーチのインタビューに立ち返り、「グランプリファイナルの結果は、スルツカヤに心理的な影響を与えた。彼女はその影響を払拭することができなかった。」という一節を読むと、今回の五輪では、全日本及び団体戦の結果が浅田選手に心理的な影響を与えていたという風に置き換えられて、まさきつねには胸に突き刺さる。

「浅田真央はいろいろ背負いすぎだ」とロシアの記者が指摘していたけれども、周囲からの期待やプレッシャーに対して、それに見合うだけの支援やフォローもないまま、浅田選手を始め日本の女子選手たちは決戦を前に大きく疲弊し、心身ともに疲労困憊していった。

派遣選手の選考に毎度苦悩する、世界で最も高いレベルである筈の国の選手たちが、次第次第に五輪の表彰台から遠ざけられていった、その背景にある何か途轍もなく深い闇。疑念、絶望、孤独、冷たい氷の下に埋もれてゆく、こころも凍るような悲しみ…

あの誰もが想像だにしなかった、無残なSPの16位という結果は、浅田真央には金メダルを獲らせないという強い組織的な絶対的意思が根深く作用していて、「彼女はその影響を払拭することができなかった。」ということに尽きるのではないかと思われてならないのである。


フィギュア339-3

フィギュア339-2

フィギュア339-6


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


暗き空へと消え行きぬ
  わが若き日を燃えし希望は。

夏の夜の星の如(ごと)くは今もなお
  遐(とお)きみ空に見え隠る、今もなお。

暗き空へと消えゆきぬ
  わが若き日の夢は希望は。

今はた此処(ここ)に打伏(うちふ)して
  獣(けもの)の如くは、暗き思いす。

そが暗き思いいつの日
  晴れんとの知るよしなくて、

溺れたる夜の海より
  空の月、望むが如し。

その浪(なみ)はあまりに深く
  その月はあまりに清く、

あわれわが若き日を燃えし希望の
  今ははや暗き空へと消え行きぬ。
(中原中也『失せし希望』)


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

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Comment

M&M says... ""
ロシアという国がどれだけの才能を世に送り出して来た国かということを世界に見せ付けた祭典でしたね。耳憶えのある曲ばかり。。。そしてまさきつねさんが仰るように祖国の誇りを惜しむことなく、真央さんのために振付けてくれたタラソワさん。その心にこたえた真央さん。集大成にふさわしい五輪だったと思います。

鳴り止まない騒動は。。。。
イタリアのロシア批判は、EUとロシアの関係もあり、まあしかたないと思うふしもありますが、ヨーロッパのメディアに隣の国の力が及んでいる気配はロンドン五輪の前後からありましたね。真央さんに対するユロスポの解説の変化しかり、今回も、フランス実況が真央さんのFSで盛り上がっている最中に、突然それをさえぎるようにユナの話をキャスターが突っ込んできたり、イタリアの話は他のブロガーさんが三文オペラと評してくださいました(皆さん演技がお上手)。メディアを使って人心を支配することを日本で学んだというか味をしめたのでしょう。。茶番の前は北米を、ロンドン五輪ではイギリスを、そしてその後2年かけてユーロへと汚い手を回していったのですね。

北米は10年以上前から、大手の出版社(新聞、雑誌)はインターネットの煽りを受けて瀕死の状態でした。そこに付け入られたのだと思います。北米に移住した中韓の人たちの
ネットワーク(資金)は凄いですから。。。
20年以上支援して来た地元のオーケストラも、チャイナマネーの影響を受けていて、もう来年はサポートをやめようかと思い始めています。。。悲しいことですが。。。
彼らはお金の使い方が違います。
以前はBig3のような企業がスポンサーになっていました。彼らはそれによって企業イメージを買いました。
中韓の援助は、運営に口を出してきます。
コンマスを替え、プリンシパルを替え、まだ名も無いピアニストのお披露目会に利用し(結局頓挫で顰蹙をかいましたが)オーケストラの品格は(技量も)落ちました。。。。
愚痴を言ってすみません。
力を持たない良識は消えていくだけなのだろうかと、自分のいる足元が崩れていくのを見ているだけだとしたらなんて情けないのだろうと。。。。ふと思ってしまったものですから。

真央さんには、大人の事情に左右されず、思うままに進路を決めて欲しいと思います。
2014.02.28 09:45 | URL | #6goa5kBQ [edit]
miya says... "初めまして"
ずっと前から楽しく拝見していました。大好きなブログです。
真央ちゃんの壮絶、感動演技から数日経ち、やはりフツフツと湧き上がるのが、日本スケ連とマスコミのひどさですね。あれだけのメダル候補がいながら、(スピスケ含め)メダル一個しか取れなかったのはスケ連の失態以外のなにものでもなかったと痛感しています。それを取り上げて欲しいと今まで真央ちゃんの味方記事を少しでも書いて下さった新聞社には投書してます。少しずつ裏事情を書いた記事が出てきていますが、大きな波になると良いですね。真央ちゃんの努力と私たちに残してくれた物を感動だけで終わらせて良いとも思えません。最初から男子金メダルのみしか貰えない約束だったのかも知れませんが・・・。
*それにしても森さん発言は転ぶ発言ばかり取り上げて、団体戦批判はスルー。そこにもマスコミの作為が感じられます。

今後の現役続行についても懸念があります。
私は真央ちゃんが現役続行したら、演技が見れてとてもうれしいのですが、OPが平昌であると言うことに絶望的な気分になります。今後は真央ちゃんに念願の金メダルを取らしてやるから、OP運営のお金を頂戴。そして、実力で取っても、ヨナがいないから取れたとか、取ったあとに裏取引があったとか、汚される気がするのです。素直には喜ぶわけがない。実力で取れたとしてもです。そして、スケ連の方向性が転換するとも思えない、人気だけ利用される気がします。

平昌を経済破綻で断念して欲しい、日本が協力しないで欲しい、茶バンクーバーメダルが不正発覚により剥奪になって欲しいと願わずにはいられません。

長々、すいません。これからもブログの更新を楽しみにしています。
2014.02.28 10:05 | URL | #- [edit]
says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2014.02.28 12:22 | | # [edit]
ピンクエッジ says... ""
はじめまして。 フィギィア、初ファンになったピンクエッジです。


素人ですので、浅田選手が 昨年 何回試合で3Aを成功させたのか知りません。
ですが13年度の世界選手権では3位であり、12月の全日本でも飛べれず、
いったい、3Aの成功率はどのくらいなのだろうと考えています。

私が気になったのは、団体戦ショートでも3Aを失敗し、フリーの応援の時の顔です。

高橋選手の隣で応援していたのですが、
ロシアのリプリツカヤ選手の驚異的な演技が成功し、観客も大騒ぎしていた時、
浅田選手が「すごいね。」と下を向きながら言い、
高橋選手が「まぁー、ホームだからなぁ」と交わした時です。

ショートで失敗した時、何故かこの場面が浮かんできました。
まさに、タラソワ氏の「グランプリファイナルの結果は、スルツカヤに心理的な影響を与えた。彼女はその影響を払拭することができなかった。」と同じ状況だったのではないでしょうか。

浅田選手はあの団体戦で3Aへの自信が消えたのだと感じました。



2014.03.01 03:54 | URL | #- [edit]
ホビット says... "ふと気づきました"
全日本の採点、また、出場、代表選出に関するまさきつねさんのご意見、私も全くことを考えていました。高橋選手についても同様です。彼の演技についてのまさきつねさんの記事も読んでみたいです。

今日、ふと気づきました。私、真央さんのフリーを見た後は、あとはもういいわ、と思って録画して寝ました。そして、その後の最終グループの演技さえも、まだ観ていません。真央さんの演技の後ではもう、何も見なくていいわ、という気分なのです。それほどの演技でした・・・
2014.03.01 21:46 | URL | #- [edit]
なべとも says... "はじめまして"
まさきつね様のブログは以前から楽しみに読ませていただいております。

私も真央さんの大ファンで何年にも亘り彼女の演技に魅せられた一人です。
集大成であるソチは私にとっても競技者としての真央さんを応援する集大成のような気持ちでした。  
そして真央さんは本当に素晴らしい結果を残してくれました。
形よりももっと大事な感動という結果です。 全世界の人が心震わせ涙してしまうあの演技以上のものが私はあるとは思えません。

真央さんは十分頑張りました。そしてメダルでは味わえない大切な心を私達にプレゼントしてくれました。
私は還暦を迎えた年齢なので、世の中の不条理を多少なりわかっています。真央さんに対するいわれのないバッシング、理解し得ない得点、大の大人が寄ってたかって国民の宝である
真央さんを守る事もせず心の傷を負わせる事ばかりでした。

でも彼女は大好きなスケートを続けることですべてを払拭してきました。
誰も恨む事なく自分の演技を磨くことで自分自身と戦い続けてきました。
持って生まれた才能と誰よりも努力するその姿が花開いたとき、全ての世代をこえて感動と賞賛が彼女に寄せられました。

私は真央さんは類まれな才能があることを以前から感じていました。それはスケートの技術だけではなく人の心を写す鏡のような存在であることです。
ソチでの彼女の演技は感動することの薄れた私達世代に改めて生きてくことで何が大切かを教えられたような気がします。

真央さん本当にありがとう。やっぱりあなたは女神です。たくさんの大人があなたに感謝していますよ。
2014.03.02 17:37 | URL | #.FQRBWWQ [edit]
まさきつね says... "お金でこころは"
M&Mさま

コメントうれしいです。

チャイナマネー、コリアンマネー、いずれもここ最近各国で取り沙汰されますね。
まさきつねもバレエやオーケストラといった芸術分野に首を突っ込んでくる、彼らのコンプレックスの裏返しのようなやり口には時おり辟易しますが、どこか致し方ないのかなとあきらめざるを得ない思いも抱えたりします。

才能に国境や人種差別があってはならないのですが、金にものを言わせた手口には、日本人としてはどうしても嫌悪感がありますね。

かの国がロシアにどんな喧嘩を売り込もうが、勝手にやってと思うだけなのですが、平昌に浅田選手を呼び込もうと言わんばかりに、キム選手との友情物語やライバル伝説を盛り上げようとしている作為的なキャンペーンにもうんざりします。

お金ではひとのこころは動かない。感動も作るものじゃない。
まさきつねは芸術至上主義を唱えるつもりはないですが、ひとの感性を土足で踏みにじる冒瀆には心底腹が立ちますね。
2014.03.03 01:38 | URL | #- [edit]
まさきつね says... "先は読めませんが"
miyaさま

初めまして。ご訪問うれしいです。

浅田選手の現役続行は、いろいろ複雑な思いが絡みますね。身体的疲弊がないなら、続けて欲しいと単純に願うところですが、彼女の人気を利用しようとする悪意の存在がどうしても拭えませんね。

平昌五輪に関しては、あまりにも政治絡み、経済絡みの問題が多過ぎて、一体この平和の祭典、スポーツの祭典というお題目はどこへ行くのやらと不安になります。
経済破綻の前例はギリシャですでにあったのだし、IOCはまさか世界中に戦争の火種を作りたいのかと疑問視したくなる点もありますね。

これらの先行きは、まさきつねには全く読めませんが、争いの嫌いな浅田選手を、わざわざその渦中に巻き込むような真似だけはして欲しくないと切実に願います。
2014.03.03 01:53 | URL | #- [edit]
まさきつね says... "戦略と行く末は"
-さま

ご訪問うれしいです。

中国の解説は、まさきつねも素晴らしいと思いました。中国のフィギュア選手は前々から浅田選手に好意的ですから、当然のことなのかも知れませんが、それにしても礼節をわきまえた素晴らしい解説と称賛でしたね。

男女選手とも、メダル獲得の戦略とその行く末について新しい記事を書きました。またいろいろ、思うところをお寄せいただくとうれしいです。
2014.03.03 01:59 | URL | #- [edit]
まさきつね says... "3Aについて"
ピンクエッジさま

初めまして。ご訪問うれしいです。

まさきつねもフィギュアに関しては永遠の素人です。ただ、芸術という観点からのみ、私見を述べさせていただいています。

トリプルアクセルに関しては、新しい記事を書きました。
また、思うところをお聞かせいただけると嬉しいです。
2014.03.03 02:03 | URL | #- [edit]
まさきつね says... "本音"
ホビットさま

いつもコメントありがとうございます。

高橋選手や男子選手については、また記事に書きたいと思っていますが、いつになることやら…ごめんなさい。
でも、高橋選手の最後のオリンピックが、あの華麗で物語性にあふれるエキシビションの演技と笑顔で締めくくられたことは、本当に良かったと思います。

身体表現者としての彼は、バンクーバーの直前からソチにかけて、幾たびも大きくステップを踏んで成長したと思います。
正直な話、エキシビションでも高橋選手を観た後の後半は、気もそぞろになってあまり集中できなかったというのが本音です。眠かったというのもありますが(笑)。

あまりにも良いものを観ると、その余韻に浸っていたいというのも、本音にありますね。
2014.03.03 02:13 | URL | #- [edit]
まさきつね says... "宿命からの解放"
なべともさま

初めまして。コメントありがとうございます。

子どもは大人を映す鏡と言いますが、浅田選手もその純粋さゆえに、いつになってもそういった存在であり続けるのかも知れませんね。

森元首相に対するコメントも、まさについ口を滑らせた親戚の伯父さんを、無邪気な受け答えで無意識にたしなめる子どものように絶妙でした。

浅田選手の夢がここ数年、ずっと日本の希望を支えてきたように思える時があります。夢のために挑戦する彼女の姿が、日本の未来を広げてきたように思います。
それが彼女にとって、長い間あまりにも辛い重圧となったのなら、その宿命から少しでも彼女を解放してあげたいと願って、新しい記事を書きました。

またご感想などいただけると幸いです。
2014.03.03 02:30 | URL | #- [edit]

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