月船書林

フィギュアスケートの話題を中心に芸術を語る

早春賦

水の素描15

石に刻む早蕨(さわらび)と水と光の束ふてくされたかおで素足を洗う神


閉ざされた目蓋(まぶた)の向こう銀葉と黄なるミモザの房はふるえる


少年の手首の汗を舐めてみる葉陰 釣床にゆられるシェスタ


つくしてよ愛しき言(こと)中庭の隅(すみ)人知れずやぶこうじの実


君は雨をまくらにねむる草の実に時雨(しぐれ)る午(ひる)に吾(われ)を残して


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ふてくされたかおで素足を洗う神
とは作者が神仏一般に対するスタンスのあらはれなるか。
ランキングよりお邪魔お気に入りに加へさせていただきます。
2011/2/16(水) 午後 6:58 [ jun*le*o*d91 ]

jun*le*o*d91さま
初めまして。ご訪問うれしいです。
まさきつねのブログはフィギュア記事が大半で、歌のエントリーはごくたまですが、よろしくお願いします。
お気づきかも知れませんが、まさきつねは無宗教ですが無信仰者ではありません。石のひとつ、世界のどんな欠片ひとつにも宿る神的な力を信じています。
それを詠むのがまさきつねの歌の楽しみです。
2011/2/16(水) 午後 10:46 [ まさきつね ]

炉辺にいて 吹雪を外に聞くがごと 剥製の目は 我が涙見む


午後三時 野良 うずくまる枯れ野原 かきあつめたき 月のごとき日

立春を過ぎてもまだまだ寒い日が続いております。北国からの寒中見舞いは他国の方には時計の逆戻りにも思われるでしょうね。

ダッフルの フードを被(かず)く その下に フリル忍ばす 蕾のごとく
2011/2/17(木) 午前 9:57 [ 花屋 ]

今日は!
切り端材の厚き石のテーブルを前にして、生活していますので。その日の気温がてきめんに。そして、その石テーブルの上には、何気なく拾ってきた「路傍の石」。いや、声なき声掛けられてかな?
2011/2/17(木) 午後 2:58 [ えっ!毎日が楽し ]

花屋さま
ご訪問うれしいです。まだまだ春は遠い雪の国から、貴詠をありがとうございます。
フードの下のフリルは想像するだに可愛いですね。春を待つ雪の下の蕾のようです。さて四大陸、日本の蕾に咲き揃って欲しいですね。
2011/2/17(木) 午後 10:42 [ まさきつね ]

えっ!毎日が楽しさま
コメントありがとうございます。
石は日々、声なき声で語ってくれておられるのでしょうか。声なき声を聴く耳を持つことが修錬なのでしょうね。
2011/2/17(木) 午後 11:02 [ まさきつね ]
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